お知らせ

2017.05.22(月)

国土交通省との人工衛星等を用いた災害に関する情報提供協力に係る協定締結について

JAXAは国土交通省との間で、災害時に被害の迅速な把握に人工衛星などの画像を効果的に活用するとともに、その成果を地方公共団体と共有することを目的として、5月22日に協定を締結いたしました。
国土交通省との協力をより推進することにより、防災業務における衛星データの利用が一層進み、国民の安心、安全で豊かな生活の実現に貢献できるよう取り組んでいきます。

締結式の様子

締結式の様子
(左、国土交通省山田局長、右、JAXA布野理事)

協定のポイント

内容 ○災害時の緊急観測のための連絡体制の整備
○土砂災害及び水害を対象とした、衛星画像等の活用を推進するためのワーキンググループを設置、運営(衛星画像等を利用した成果について、地方公共団体の担当者や一般の方々などでもわかりやすく情報提供していけるよう手法の検討等)
○職員の衛星画像等の活用能力の向上
国土交通省の業務 迅速かつ効果的な災害対応の実現に向け、下記等を実施
○土砂災害及び水害を対象とした、衛星画像等の活用を推進するためのワーキングループに関係職員が参加
○災害対応及び研修等を通じた、国土交通省及び地方公共団体職員の衛星データ活用能力の向上
○災害時、地方公共団体へ必要に応じて情報提供
JAXAの業務 国土交通省への協力として下記等を実施
○被害の把握の精度向上及び迅速化に関する研究開発。ワーキンググループに報告
○国土交通省の研修等に対して必要に応じて教材の提供・講師の派遣
○国土交通省が行う地方公共団体の情報提供における説明用資料作成を支援

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