信頼性・品質保証を担当業務として携わっています。主に担当した衛星は、海洋観測衛星「もも1号」(MOS-1) 及び初期ALOSで、太陽パドル一翼、多機能で個性的なデザインの地球観測衛星でした。 これらの開発・運用経験を活かし信頼性(故障しにくい設計/例えば、二翼衛星に)、品質保証(試験、検査、審査に着眼し良い製品開発)を行い、打上げ後7年以上の長期活躍を願います。現在再雇用(65歳)で頑張っています。
地球観測衛星は、地球のあらゆる地域を広く、詳細に、いつでも監視/記録/伝送可能な衛星システムです。 初期ALOS、ALOS-2のSARレーダも、災害監視、地震(地殻変動)資源探査等に活躍し、日本だけでなく世界で期待されています。ALOS-4衛星に引き継がれ地球の情報を観測する社会インフラを目指します。
飛行機が好きでした、今でも見る事、乗る事、調べる事が楽しいです。
航空電子工学に関わっていた為か、たまたま宇宙開発事業団(NASDA)の応募に出会い、入社。この時点では宇宙への志なし、NASDAって何?。
入社後、
「ひまわり」(GMS)、
「ゆり」(BS)、
「さくら」(CS)の打上げ/初期運用に携わって、宇宙開発へ目覚めました。
65歳の夢ですか?
ALOSシリーズが継続して社会インフラの地位を獲得している事。
周囲の人に、ALOSシリーズに係ったと自慢していることでしょうか。
航空機関連の仕事かな?
航空電子機器開発、整備、フライトエンジニア(昔の職種)・・・
宇宙開発の志?(NASDAって何?)の入社から無事定年退職できました。
ALOS関連(AW3D)で平成29年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を頂いたことが、私にとって一つの宇宙開発の証でしょうか。