信頼性・品質保証を担当しています。チームを支えるコーチやドクターのような役割です。 人工衛星の開発では、トラブルを未然に防いだり、問題が発生しても被害を最小とするような活動を行って、求められる信頼性・品質を作り込んでいく必要があります。 このため、最前線で開発現場に当たるチームメンバーから一歩引いた目で、信頼性上問題ない設計となっているか、試験結果から要求された品質となっているかといったことを見る役割を担っています。 いつも、衛星開発全体を見わたすことができ、とてもやりがいがあります。
ALOS-4プロジェクトに参加する前は、宇宙用でも安心して使える部品の開発や評価をしていました。宇宙空間で人工衛星の部品や材料の交換はできません。 このため、部品一つ一つに高い信頼性・品質が求められ、この基準をクリアする部品を開発してきました。この部品開発の経験を人工衛星開発に活かして、是非ミッションを成功させたいです。
小学校の映画鑑賞会で、2001年宇宙の旅を見たとき、何とも言えない宇宙の神秘的な世界に惹かれ、何となく宇宙っていいなと思っていました。 大学の卒業研究で、地球の超高層大気の研究をしたのがきっかけで、宇宙が身近な存在となり、宇宙を舞台とした仕事をしたいと思うようになりました。
宇宙をもっと身近な世の中にするために、様々な分野で「信頼性」「品質」の立場で、関わり続けること。
ずっと飾ったままになっているギターも弾けるようにしたいですね。
昔から音楽をいい音で聞くことが大好きだったので、音響機器の開発に関わる仕事をしていたかもしれませんね。そうでなかったら、大学に残って研究を続けていたかもしれません。
大学時代の野球グローブ。
小6で転校したことがきっかけで一時中断していた野球を、大学でもう一度やりたくて買いました。今でも車に積んでいます。と言いながら、子供はサッカーに夢中なので、もっぱら「壁当て」を楽しんでいます。