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鈴木新一 プロジェクマネージャ

ALOS-4メンバー紹介

【OB】プロジェクトマネージャ

すずき しんいち
鈴木 新一

現在担当されているお仕事を教えてください。

前号機(ALOS-2開発)から引き続き【OB】(~2022/03/31まで)プロジェクトマネージャを担当しています。スポーツで言えば監督兼選手のような立場です。 決められたリソース(資金、スケジュール、人員)の下でALOS-4のミッションを実現するため、チームをまとめ、リスクを判断し、リードするのが自分の役割です。 日本が長年培ってきたLバンド合成開口レーダ(SAR)の技術を発展させ、国民の安全・安心に貢献する国家プロジェクトに参加することは、技術者として誇りに感じると同時に責任の重さを感じます。 One Teamで頑張ります!

ALOS-4にかける想い

ALOS-2ではパートナー機関との連携が実を結び、LバンドSARの強みを活かした地殻変動監視などの実利用が進んでいます。 ユーザニーズに真摯に耳を傾け、ALOS-4の技術開発目標を実現すべく、衛星開発を行っています。 ALOS-2からギャップなく引き継ぎができるよう、これまでの経験を活かして取り組んでいます。

宇宙開発を志したきっかけは何ですか?

アニメとSF(機動戦士ガンダム、STAR WARSなど)です。高校時代はマイコン(PC-8001)でゲームをして遊んでいました。 大学ではガンダムの教育型コンピュータを実現したくて、数理工学を専攻、ニューラルネットワークをちょっとかじりました。 機械学習の近年の発展は予想できなかったです(Terminatorの世界がちょっと怖い)。

今後の夢を教えてください。

ALOSシリーズを気象衛星と同じような存在(社会インフラ)にすることが夢です。定年を意識せざるを得ない年齢なので(>_<)、まずはALOS-4を確実に打ち上げ、性能を発揮させることに全力投入します。

宇宙開発をしていなかったら、今何をしていると思いますか?

宇宙開発事業団(現JAXA)に入らなかったとしても宇宙関連メーカを志望していました。 コンピュータや電子機器が好きだったので、宇宙関連のポジションでなくてもそういう分野の仕事に就いていたと思います。

私のアイテム

最近はラグビー生観戦にはまっています(2019ワールドカップは計11試合生観戦)。 コロナ禍の影響が大きいですが、暑さ寒さに負けず秩父宮や熊谷に足を運んでいます(健康維持のモチベーションにもなっています)。