本日4/29に、CPRの最終検査が行われました。
具体的には4/27に実施した作業内容の最終確認作業と、MLI(多層断熱材)関連作業、最終外観検査が実施されました。
CPRはEarthCARE衛星の最上部に位置していることもあり、人間の背丈では届かないため、高所作業車(チェリーピッカー=サクランボ摘み機と呼ばれています)を用いた作業が必須となっています。
作業者の方々への負担が大きい作業が先週より続いていましたが、これをもって射場でのCPR単独での実作業は一通り終了したことになります。大変お疲れ様でした!
CPRもこれで打ち上げに向けての最終的なフライトコンフィギュレーションになりました!
CPR以外のEarthCARE衛星全体のMLIもだんだんと閉じられてきており、フライトの時の状態に近づいてきています。
明日以降は主にEarthCARE衛星の推進系(スラスタなど)に関する作業が進められる予定です。