2014
3.5
GPM/DPRプロの百束です。GPM主衛星の打上げが無事成功しました!
応援していただいたすべての方に、感謝です。
さて、GPM主衛星は日米共同開発のミッションであり、
ひと口に「文化の違い」と言えば簡単ですが、海外と共同ミッションを進めるには、数多くの困難に直面します。
言葉や生活スタイル、仕事の進め方など、数え挙げればキリがありません。
そして、もちろん衛星の開発方法についても違いがあります。
例えば、DPRの試験風景の写真。
これは振動試験といって、ロケットで打上げる時の振動環境や加速度環境に宇宙機が耐えられるか確認するものです。
ただ、通常はこのように斜めに試験することはありません。
DPR(KuPR)の振動試験の様子
平和な会議が一転して…
激論に
DPRスペシャルムービーのこのシーン。
これは実際の出来事で、写真にあるような「斜め」の試験方法について、激論を交わしました。
妥協せずに納得するまで話し合う。
とても難しいですが、一つのことをやり遂げるためには、大切なことだと改めて感じます。
とあるNASA職員の車。これも文化の違い?笑
(GPM/DPRプロ:百束)