GPM/DPRプロジェクトでは、DPRの構造設計・熱設計・安全設計と環境試験、さらにGPM主衛星とH-IIAロケットのインタフェース調整を担当しています。言い換えれば、「DPRがロケットで打ち上がるときに壊れないように設計する」、そして「GPM主衛星を無事に宇宙に送り届ける」という仕事です。これを執筆している現在(3月4日)、これらの仕事を無事にやり遂げることができて、少しホッとしています。
また、プロジェクト広報も担当しています。GPM計画が日米協力ミッションであること、そして、衛星からの雨データは世界各国で役立てられることを考え、「日本らしさ」や「海外への発信力」を重視して広報を行っています。さらに、日常生活と密接に関係する「雨」を観測対象とする私たちは、「親しみやすさ」や「顔の見える広報」を心がけています。
雨データの利用は、これからもっともっと広がります。引き続き、このGPM-DPRスペシャルサイトにご注目下さい。