宇宙航空研究開発機構

だいちから見た日本の都市

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知床

イメージNo. D-0766
国名 日本
都道府県 北海道
観測日 2007年12月9日
センサー名 AVNIR-2

アイヌ語で「シリエトク=地の果て」を意味する知床は、今でも無人地帯があり北海道に豊かな自然をもたらしています。冬の知床の海を覆いつくす流氷と一緒に運ばれてくる栄養分はプランクトンを養い、海を豊かにし、オオワシやオジロワシが流氷上を舞い、海中ではクリオネが泳ぎ、アザラシが群れをなして訪れます。回遊して海の栄養をたっぷり蓄えたサケは、ふるさとの川に遡上し、陸の動物達の餌になります。流氷が育む豊かな海洋生態系と原始性の高い陸上生態系の相互関係は他に類を見ない特徴を生み出し、オホーツク海の流氷を受け止めるように突き出ている知床半島とその沿岸海域が、2005年に世界遺産に登録されました。

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だいちから見た日本の都市 知床:衛星画像

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だいちから見た日本の都市 知床:衛星画像(ポスター仕上げ)

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