宇宙航空研究開発機構

だいちから見た世界の都市

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アブ・メナ

イメージNo. D-0693
国名 エジプト
州・都市名
観測日 2007年9月2日
センサー名 AVNIR-2

カイロ北西部に位置し、4世紀から9世紀頃、コブト教の聖地として繁栄しました。教徒に広く崇拝された古代ローマ時代の殉職者メナスがこの地に埋葬されると、泉が湧き出すなどの奇跡が相次ぎ、巡礼者が集まるコブト最大の聖地となり、巡礼都市に発展しましたが、後にイスラム勢力が侵攻し、町が破壊され廃墟となり砂に埋もれました。その後、1905年頃からドイツ人考古学者の手で発掘が始まり、1979年に世界遺産に登録されました。しかし、この地域の農業発展の干拓事業により地盤が不安定になり、遺跡崩壊が危惧され、2001年に危機遺産に登録されました。

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だいちから見た世界の都市 アブ・メナ:衛星画像

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