イメージNo. | D-0770 |
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国名 | フィリピン |
州・都市名 | パラワン島 |
観測日 | 2008年1月16日 |
センサー名 | PRISM,AVNIR-2 |
フィリピン南西部、パラワン島のセント・ポール山岳地域に位置する国立公園で、一帯は石灰岩のカルスト地形で、約8.2kmという世界最長の地下河川が流れています。舟で航行可能な地下河川としては世界最長のもので、直接海に流れ込んでいるため、下流部では潮の満ち引きの影響を受けているのが特徴です。洞窟を進むと大聖堂(カテドラル)と呼ばれる大空間が広がり、鍾乳石や石筍が林立しコウモリが飛び交います。アジアでも有数のパラワン湿性林が繁り、固有種であるパラワンコクジャクが生息するなど、手付かずの山と海の生態系の両方が保たれています。生物の多様性の保全をはかる上で非常に重要な場所として、1999年に世界遺産に登録されました。
衛星画像
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衛星画像(ポスター仕上げ)
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