宇宙航空研究開発機構

だいちから見た世界の都市

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テイデ国立公園

イメージNo. D-0793
国名 スペイン
州・都市名 カナリア諸島
観測日 2007年11月6日
センサー名 PRISM,AVNIR-2

スペイン本土から南西約1,500kmに位置するカナリア諸島で最大の島、テネリフェ島にある国立公園で、スペイン最高峰のテイデ山を中心に広がり、標高は3,718mで海底からの高さはおよそ7,500mあり、世界第三位の規模を持つ火山島です。テイデ山の起源は約60万年前にまで遡り、大規模な噴火で噴出した溶岩がテネリフェ島のほとんどを埋め尽くしたことに始まり、最後に噴火した1798年以来現在も噴火口は高温の状態で硫黄を放出し、火山活動の様子が感じられ、地球の地殻変動のプロセスや大洋島の成り立ちを知るための顕著な見本ともいわれ、重要な研究場所になっています。高山植物を中心とする生態系も多様で、稀少種や固有種の生息地となっており、2007年に世界遺産に登録されました。

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だいちから見た世界の都市 テイデ国立公園:衛星画像

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衛星画像(ポスター仕上げ)

だいちから見た世界の都市 テイデ国立公園:衛星画像(ポスター仕上げ)

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