宇宙航空研究開発機構

だいちから見た世界の都市

閉じる

シュコツィアン洞窟群

イメージNo. D-0794
国名 スロベニア
州・都市名 ポストイナ
観測日 2008年7月22日
センサー名 AVNIR-2

スロベニア南西部、クラス地方のポストイナ近郊にある古生代石炭紀を起源とする洞窟群で、鍾乳洞が織りなす地下の世界が緑の大地の下に広がっています。「クラス」地方は、ドイツ語で「カルスト」地方と呼び、学術用語の由来となり「カルスト地形」の研究上、最も有名な場所の一つです。「ルドルフ大聖堂」と呼ばれる石灰段丘、地質学上最古の「沈黙の洞窟」、「ドリーネ」と呼ばれる地底湖群など、石灰岩層が作る特徴的な景観にはいくつかの名前が付けられ、地下約130mの深さに、2.5kmにわたって流れるレーカ川は、アドリア海まで達する世界最大の地下渓谷です。国土の半分が石灰岩層のスロベニアには6,000以上の鍾乳洞があり、その中でも世界最大規模を誇るシュコツィアン洞窟群は、1986年に世界遺産に登録されました。

衛星画像

だいちから見た世界の都市 シュコツィアン洞窟群:衛星画像

拡大する

衛星画像(ポスター仕上げ)

だいちから見た世界の都市 シュコツィアン洞窟群:衛星画像(ポスター仕上げ)

拡大する

ページのトップへ

提供・衛星利用運用センター

Copyright 2008 Japan Aerospace Exploration Agency