宇宙航空研究開発機構

だいちから見た世界の都市

閉じる

エル・ヴィスカイノのクジラ保護区

イメージNo. D-0801
国名 メキシコ
州・都市名 バハ・カリフォルニア半島
観測日 2008年3月18日
センサー名 PRISM,AVNIR-2

バハ・カリフォルニア半島のセバスティアン・ヴィスカイノ湾とヴィスカイノ半島の周辺に位置し、毎年2,000頭ものクジラがやってきます。体長が20mにもなる巨大なコククジラが、はるか北太平洋のベーリング海から8,000kmを南下してきて、出産と子育てを行い、春には親子でアラスカに戻っていきます。海水塩分濃度が高く大きな浮力を得られることから、子クジラにとって最適な環境で、ゾウアザラシやアオウミガメといった絶滅危惧種などの多くの海洋生物にとっても過ごしやすい冬のリゾート地となっています。クジラの生態保護のため、陸地を含んだセバスティアン・ヴィスカイノ湾、マグダレナ湾のエル・ヴィスカイノ地方全域が保護区として、1993年に世界遺産に登録されました。

衛星画像

だいちから見た世界の都市 エル・ヴィスカイノのクジラ保護区:衛星画像

拡大する

衛星画像(ポスター仕上げ)

だいちから見た世界の都市 エル・ヴィスカイノのクジラ保護区:衛星画像(ポスター仕上げ)

拡大する

ページのトップへ

提供・衛星利用運用センター

Copyright 2008 Japan Aerospace Exploration Agency