宇宙航空研究開発機構

だいちから見た世界の都市

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アンコール

イメージNo. D-1247
国名 カンボジア
州・都市名 シェムリアップ州
観測日
センサー名 AVNIR-2

カンボジアの北西部に位置する巨大な石造建築遺跡群で、9世紀から15世紀にかけて栄えたアンコール王国によって築かれました。遺跡群を代表する建造物とされるヒンズー教寺院であるアンコール・ワットには、5つの尖塔が聳え、回廊には浮き彫りや彫刻が施されています。また、周囲を環濠に囲まれた都城であるアンコール・トムには、仏教寺院バイヨンが建立されています。風雨による劣化や、内戦の影響を受け崩壊の危機に瀕していたため、1992年に世界遺産に登録されるのと同時に危機遺産に登録されました。その後、遺跡救済を目的として「アンコール遺跡救済国際会議」が開かれると、世界各国や国際機関の協力の下、保存、修復活動が進められ、2004年に危機遺産リストから解除されました。

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