バムとその文化的景観

イラン南東部の砂漠地帯に位置し、4世紀から6世紀頃に構築されたとされる城塞アルゲ・バムには日干レンガ建築物が建ち並び、シルクロードの交易拠点として栄えました。2003年12月に起きた巨大地震により、旧市街地の多くの建物が壊滅的な被害を受けました。これにより、2004年に世界遺産に緊急登録されたのと同時に危機遺産に登録されました。