イメージNo. | D-1618 |
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国名 | エジプト |
州・都市名 | |
観測日 | |
センサー名 | AVNIR-2 |
エジプトの首都カイロから南西約150kmの砂漠地帯にある保護区で、別名は「鯨の谷」とも呼ばれる化石発掘地域です。およそ4,000万年前に、現生クジラの祖先「ムカシクジラ亜目」の骨をはじめ、サメ類の歯や海洋動物の化石が多数発見され、マングローブの森が広がる海岸地帯だったと推定されています。そこで発見された化石の数と質の高さは、陸上に住んでいた哺乳類が海で生活する哺乳類になるという進化の段階を証明する上で、世界でも究めて価値の高い遺跡とされており、エジプトが海だったことを示す「ワディ・アル・ヒタン(鯨の谷)」は、2005年に世界遺産に登録されました。
衛星画像
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