宇宙航空研究開発機構

だいちから見た世界の都市

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Lake Tuz

イメージNo. D-1927
国名 トルコ
州・都市名
観測日
センサー名 AVNIR-2

トルコの中央高原の地殻構造的くぼ地を占めるLake Tuzは、地下水と地表水の2つの主要な水流によって水が供給されているが、出口がない。水路や河川が湖に流れ込む場所には、塩気のある湿地ができている。Lake Tuzは極端に塩分が高く、夏の間は湖の水の多くが干上がり、平均30 cmの塩の層を見せる。冬の間に塩の一部は、降雨と表流水によって湖にもたらされる真水に再び溶ける。この仕組みは、湖での塩採取の工程のための基礎として使われる。Lake Tuzで稼働中の3つの採取場は、トルコで消費される塩の約70%を生産している。塩の採取は、主に塩の製造と精製に関係する産業活動をこの地域に生み出している。季節的に洪水に見舞われる広大な塩のステップがある南と南西を除き、耕作の適地が湖を取り囲んでいる。

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