Information測位衛星の声「アルマナック」と「エフェメリス」

なびたん、何とか最後にアルマナックさんとエフェメリスさんに助けてもらったみたいですね。皆さん、耳慣れない言葉だと思いますが、アルマナックとエフェメリスってご存知ですか？実は、どちらも、みちびきさんなどの測位衛星が私達に教えてくれる大事なデータのことなんです。

アルマナック（粗軌道暦）

アルマナックは、別名を粗軌道暦といって、精度はやや粗いのですが、全衛星の軌道が入っています。このアルマナックから、大体、GPSやみちびきさんなどの衛星がどの位置にあるのか、ということを知ることが出来るのです。

エフェメリス（精軌道暦）

エフェメリスは、精軌道暦ともいって、衛星の精密な軌道が分かります。１つの衛星には、データ容量の関係から、他の衛星も含めたアルマナックと自分自身のエフェメリスを放送しています。一般の受信機では、アルマナックを元に、衛星を探して、その後に、エフェメリスをもらってきて測位をしています。

みちびきさんより一言

私は、GPSさんと自分自身（準天頂衛星初号機）のアルマナックを持っていて、それを放送しますので、一番初めに私を見つけてくれれば大丈夫。GPSまで捕まえられますよ。一番星といって、測位を早める効果が期待されています☆

今回、なびたんを助けるために、実は、、、私がアルマナックさんとエフェメリスさんを呼んできたんですよ♪