2014
1.31
GPM主衛星の打ち上げを種子島宇宙センターから中継していただくMCの方が決まりました。
コメントをいただいたのでご紹介いたします。
<中継番組名>
『雨雲を、味方にせよ。GPM主衛星打ち上げ中継(H-UAロケット23号機)』
<MC紹介>
宇宙航空研究開発機構 宇宙輸送ミッション本部
宇宙輸送系要素技術研究開発センター 開発員
伊海田 皓史(いかいだ ひろし)
<コメント>
『私たちの生活に直結する水資源。
その水資源を宇宙から観測する「GPM/DPR」の打ち上げが、刻一刻と迫っています。
打ち上げ中継は早朝ですが、「GPM/DPR」に携わる多くの
人たちの熱い思いとともに、臨場感溢れる打ち上げの
模様を種子島宇宙センターからリアルタイムで
お届けしたいと思います。
「GPM/DPR」への御声援、どうぞ宜しくお願い致します!』
(広報担当:菅谷)
2014
1.29
現地時間1/27に、
NASA/GSFCにてGPM計画についての記者会見を行いました。
会見の模様は、Youtubeにてご覧いただくことができます。
(英語のみ)
GPM Mission Briefing
GPM Science Briefing
(広報担当:菅谷)
2014
1.27
こんにちは。
リレー形式でプロジェクトのメンバー紹介していたところですが、今回は、またGPM/DPRプロ百束です。
突然ですが、みなさん雨粒の形って知っていますか?
小さなお子さんが、よく点線のように描きますよね?確かに残像によって、そのようにも見える。なるほど。
それから少し大人になると、残像ではなく“真の”姿を描こうとします。
その時、たいていの人は涙型を書くわけですが…、
真の姿はちょっと違います。
雨粒は饅頭型をしているんです。
落下している雨は、下は空気抵抗によって平らに、上は表面長張力によって丸く…、結果、饅頭型になるわけです。(小さい粒は丸型)
雨粒のサイズと形状
鹿児島名物かるかん饅頭
DPRはレーダーという仕組みで、雨粒を直接的に観測します。
どういう大きさの雨粒が雨雲の中にどれだけ存在するか、まさに「雨雲スキャン」します。
さて、そう言えば、お正月に落語「饅頭こわい」を見ました。
私は何が怖いかって?今は、休日が怖いですね。
二連休や三連休があると、もう怖くて怖くて…転げまわること確実です。
JAXAメンバー、NASAメンバーともに、打上げに向けて慌ただしく動いています。
(GPM/DPRプロ百束)
2014
1.24
先日、種子島宇宙センターでGPM主衛星の機体が公開されました。
打上げに向けて、準備が着々と進められています。
GPM主衛星は、当初、もっと早い打上げの予定でしたが、様々な要因により何度もの計画変更の結果、本年の打上げとなりました。
私は、このプロジェクトの立上げ前から、もう10年以上も携わっており、「やっと、ここまでたどりついた」というのが、正直な感想です。
さて、GPM主衛星は打上げ後の運用は、NASAゴダードスペースフライトセンター(GSFC)で行われます。私はDPR担当として、打上げ前後は暫くの間、GSFCでNASAと一緒に運用を実施します。
打上げは大きなイベントですが、人工衛星は打上げ後からが本番です。
現在、種子島での衛星の打上げ準備作業と並行して、GSFCでは運用準備作業が進められています。DPRの軌道上での初期機能確認と定常運用への移行が確実に実施できる様に、打上げに向けて、万全の準備を整えたいと思っております。
次の機会には、もう少し詳しくGSFCの状況をお伝えしたいと思います。
GPM/DPRプロジェクトの古株の古川でした。
(GPM/DPRプロ:古川)
2014
1.15
GPM/DPRプロジェクトチームの改井です。
2年ほど前にこのチームに加わりました。
気がつけば、地球観測衛星の仕事に携わって20年になります。
みなさん、気象衛星「ひまわり」はご存知かと思います。
いまでは気象衛星のない世界は考えられませんが、
最初に気象衛星を考えた人が必ずいるはずで、どんな人かとずっと思っていました。
それが最近になって、その人の名前を知ることができました。
GPM計画では、GPM主衛星のほかに多くの地球観測衛星のデータを使います。
その中の一つに、NASAが打ち上げた「Suomi NPP」という衛星があるのです。
この「Suomi」という名こそ、
「衛星気象学の父」ベルナール・スオミ(Verner E. Suomi)にちなんでつけられたものだったのです。
「Suomi」というのはフィンランド語でフィンランドのことだとは知っていたので、
なぜ衛星の名前になったのか不思議でした。人名だったのですね。
スオミさんはアメリカ人ですが、やはりフィンランド系の方だそうです。
偉大な先達に倣って、GPM計画でも将来につながる成果を出したいと改めて思います。
(GPM/DPRプロ:改井)
2014
1.14
GPM/DPRプロジェクトの三浦です。
NASAとの技術調整や電気試験を担当しています。
これまで会議や試験のために通っていたアメリカでは星条旗をよく見かけました。
家や施設に飾られたり、車に取付けられたりしています。
GPM主衛星が種子島へ輸送され、
舞台を南種子町へ移してからよく見るはこの
「のぼり」。
そういえば「のぼり」を海外で見かけた記憶がありません。
どうやら日本独特の物のようです。
この「のぼり」を見ると、日米共同プロジェクトだということを改めて実感します。
(GPM/DPRプロ:三浦)
2014
1.7
新年おめでとうございます。いよいよGPM/DPRの打上げの年になりました。
2月28日の打上げに向けて、引き続き応援よろしくお願いいたします。
突然ですが、
「GPM/DPR」の打上げを取材する記者になってみませんか?
種子島宇宙センターでの「ホンモノ体験プラグラム」として、
打上げ場所に最も近い見学場所でホンモノの打上げを取材することができる
一日宇宙記者を募集します。
高等学校、中等教育学校(後期課程)または高等専門学校(1〜3学年)に在籍する生徒のみなさん、ぜひご参加ください。
詳しくはこちら↓
http://edu.jaxa.jp/news/20131227.html
(広報担当:菅谷)