人工衛星はどうやって宇宙に行くの?
人工衛星が宇宙にいくために乗る乗り物が「ロケット」です。どのくらいの速さでどこを通って宇宙まで行くかは人工衛星によって異なりますが、おおよそ秒速8~11km(東京から大阪までの距離を約1分で移動してしまうすごい速さ!)で地球から宇宙に運ばれます。
人工衛星は、ロケットの先端のフェアリングと呼ばれる部分の中に搭載されます。このフェアリングは、卵の中身を守る殻のようなもので、フェアリングによって、打上げの際の大きな音響や振動などから人工衛星はまもられ、宇宙へと運ばれるのです。
宇宙にたどり着いたロケットは、その勢いのまま、人工衛星を決められた場所で切り離します。人工衛星は、その勢いと自分のエンジンで、決められた位置まで時間をかけてたどり着きます。