人工衛星の一生

人工衛星はどのように生まれ、さいごはどうなるの？
人工衛星の一生を追ってみよう！

まずは、人工衛星の目的（使命・任務）をあらわす「ミッション」を決めるよ！
みんなが安全安心で豊かな暮らしを実現するために、人工衛星は何をするべきかを考えることからスタートするんだ。

ミッションが決まったら、それをどうやって実現するのかを考えるよ！
本当にみんなにとって役に立つ、社会から求められる人工衛星であるのか、技術やお金（資金）の両方の面から実現できそうか、さまざまな点から厳しく審査されるんだ。

ここでは、実際に人工衛星が作られていくよ！
製造の途中で厳しい審査を何回も行って、問題がないかチェックしながら、段階的に進んでいくんだ。

人工衛星を開発していくのと同時に、宇宙に打ち上げたあとに地上から操作（運用）したり、衛星が観測したデータを地上で処理するために必要な準備を始めていくよ！
こうして人工衛星がロケットで宇宙に運ばれる前から、しっかり準備を行っておくんだ。

さあいよいよ人工衛星の地上げだ。ロケットに搭載して宇宙へ運ぶよ！
宇宙に運ばれた人工衛星が、正常に動くことを地上から確かめられたら、地球をまわる人工衛星の誕生だ。

人工衛星のお仕事、運用がスタートするよ！みんなの暮らしや安全を守るために、地球の様々な観測を行うんだ。
地上から、人工衛星に地上から観測の指示を出したり、人工衛星が正しく動作しているか、無事に元気でいるか確認をしたりするんだ。

人工衛星は、24時間、毎日地球をまわって観測を行い、その情報をみんなの生活に役立てていくよ！
防災、環境、農業など、様々な分野でみんなの暮らしを便利で豊かにするため、安全を守るために活用されているんだ。