人工衛星の利用

 

僕たちの仕事がどんなふうにみんなの役に立つのか知りたいなぁ…

 

人工衛星くんこんにちは!
君のデータは、安全安心で豊かな暮らしを実現するために、様々な分野で活用されているよ!JAXAでは、人工衛星のデータの解析や研究をする部門、利用を推進する部門、国際協力をする部門など、様々な部門が協力しているのだけれど、今回、2人の職員さんにインタビューをしてきたよ!

研究するひと

第一宇宙技術部門 
地球観測研究センター
山地萌果さん

Q  普段はどのようなお仕事をされていますか?

 人工衛星から得られるデータの品質維持・向上のための研究や、それらの衛星データを用いた地球科学分野での利用研究を行っています。

Q  どのような人と一緒にお仕事をしていますか?

 大学や国内・海外の研究機関の方々と一緒に仕事をすることが多いです。共同で研究を行ったり、人工衛星のプロダクトを開発したりしています。

Q  やりがいを感じるのはどういう時ですか?

A 人工衛星から得られた情報(信号)を、役立つ情報(雨の量など)に変えることが私たちの大事な仕事の一つです。開発に携わったデータが社会の役に立っていると実感できるときが、よかった!もっと頑張ろう!と思える瞬間です。

地球観測研究センターでは、地球観測衛星のデータの解析や検証、より高度な情報を提供するための研究開発を行っています。

利用を推進するひと

第一宇宙技術部門 
衛星利用運用センター
髙倉有希さん

Q  普段はどのようなお仕事をされていますか?

 人工衛星のデータが防災分野でさらに活用され、減災や防災に役立てられるように、防災機関との調整や、システム開発、利用研究を行っています。

Q  どのような人と一緒にお仕事をしていますか?

 主に国内外の防災関係の政府機関とやりとりをしています。より良いものを届けるために、地球観測研究センターのメンバーや、研究機関や民間企業に協力して頂くことも多いです。

Q  やりがいを感じるのはどういう時ですか?

A 私の部署の魅力は、自分たちの働きかけが社会に直接影響を与えられるところだと思います。自分が提供したデータが防災活動に活用された時は、少しでも皆さんのお役に立てた気がして、頑張ってよかった!と思います。

衛星利用運用センターでは、人工衛星のデータが公共・民間利用、学術研究などで幅広く活用されるよう取り組んでいます。また人工衛星の運用や、関連するシステム開発も行っています。

 

僕たちの仕事はこのような形でみんなの役に立つんだね。これからも僕たち人工衛星は、地球を見守り続けるよ。

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