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2024.09.26(木)

「SAMRAI」衛星シンポジウム
「安心・安全な未来を創るマイクロ波衛星」~産学官連携が拓く、海洋デジタル未来社会と衛星観測ビジネス第3波~開催のお知らせ

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、既存の計測技術で生じていた課題を解決する世界初の革新的な超広帯域マイクロ波計測技術を使用した「超広帯域電波デジタル干渉計(Scanning Array for hyper-Multispectral RAdiowave Imaging、以下「SAMRAI」)」と、その社会実装によって実現する未来社会に関するシンポジウム「安心・安全な未来を創るマイクロ波衛星 ~産学官連携が拓く、海洋デジタル未来社会と衛星観測ビジネス第3波~」を、2024年10月17日(木)にX – NIHONBASHI TOWERにて開催します。

JAXAは、JST未来社会創造事業において、この次世代のマイクロ波計測技術と、同技術を適用した観測センサを搭載した、超広帯域電波デジタル干渉計「SAMRAI」衛星(SAMRAI= Scanning Array for hyper-Multispectral RAdiowave Imaging)の研究開発を進めており、2027年度に実証機の打上げを予定しています。(図1参照)

図1. SAMRAI衛星の概要

「SAMRAI」衛星により、地球が出す微弱なマイクロ波や船舶等が出す人工電波を、超広帯域に連続的に、高空間分解能かつ高頻度に観測することで、様々な分野の社会課題を解決し、安心・安全なデジタル未来社会の実現に貢献することが期待されています。(図2,3参照)

図2. SAMRAI衛星による観測情報
図3 SAMRAIが貢献を目指す未来社会像

シンポジウムでは、各分野の専門家や事業者をお招きし、「SAMRAI」衛星の貢献により実現を目指す、気象・防災、海洋状況把握、洋上風力発電、持続可能な漁業の4つの分野における未来社会の姿、民間事業者とJAXAが連携することで進みうる社会実装の可能性などについて共有します。

本シンポジウムが、各領域の事業者や研究者の皆様にとって、「SAMRAI」衛星データを活用した新たな価値創出の場となることを期待しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日時 2024年10月17日(木)15:00-18:00
場所 X-NIHONBASHI TOWER(東京都中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー7階)
※本イベントは現地開催のみとなり、当日のオンライン配信および後日のアーカイブ配信は行いません。
参加費 無料(事業交流会参加の場合は2,000円)
主催 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
申し込み先 https://forms.gle/iQKKb8JfRQSE4Sib7
※応募者多数の場合は抽選を行い、当選結果はメールにてお知らせいたします。
【申込締切】2024年10月16日(水)15:00
問い合わせ先 Z-samraisympo@ml.jaxa.jp
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