お知らせ

2017.05.26(金)

「GCOM-C」機械環境試験を完了

「GCOM-C」は現在、29年度の打ち上げを目指して、筑波宇宙センターにおいて衛星システムの環境試験を実施しています。
平成29年3月から4月にかけては機械環境試験として、正弦波振動試験、音響試験を総合環境試験棟にて実施し、無事に終了しました。

「GCOM-C」はH-IIAロケットによって打ち上げられます。今回の試験の目的は、ロケット上昇中にロケットエンジン燃焼による厳しい振動や音響に衛星が耐えることを確認することです。

振動試験では、衛星を振動台と呼ばれるテーブルに設置し(写真:左)、衛星に搭載される機器を打ち上げ時と同じ動作状態にして、テーブル左にある加振機により振動を与えました。
音響試験では、反響室と呼ばれる密閉された部屋に衛星を設置(写真:右)、その部屋の中でロケット上昇中に生じる音を発生させることで試験を行いました。

「GCOM-C」は今後、環境試験後の衛星システムの機能性能を確認するための電気性能試験を実施します。

振動試験
音響試験

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