お知らせ

2017.09.06(水)

ハリケーン「ハービー」がテキサス州にもたらした水害の観測結果

JAXAは、8月25日[日本時間]にアメリカ地質調査所(USGS)から要請を受けて、「だいち2号」(ALOS-2)により、大型ハリケーン「ハービー」が米南部テキサス州にもたらした洪水の緊急観測を行いました。観測データはNASA のジェット推進研究所(JPL)のチームにより解析されて、NASAホームページに公開されました。

「だいち2号」の観測データは、地球観測衛星データの提供等を通じて、災害の把握、復興および事後処理等に貢献することを目的とした、宇宙機関を中心とする国際協力枠組み「国際災害チャータ」を通じて、提供されました。

ハリケーン ハービー だいち2号による緊急観測対応

観測要請機関 アメリカ地質調査所(USGS)
観測要請日 平成29年8月25日
観測モード 広域観測モード
観測日 1回目:平成29年8月27日
2回目:平成29年8月29日
データ提供日 1回目:平成29年8月28日
2回目:平成29年8月29日
ハリケーン”ハービー”により浸水がもたらされたと推定されるエリアを青色で表示

「ハリケーン”ハービー”により浸水がもたらされたと推定されるエリアを青色で表示。
(洪水前の、2017年7月30日と、洪水後の8月27日の画像を比較して、浸水域を推定)」

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