お知らせ

2024.07.30(火)

「だいち4号」PALSAR-3観測データを用いた
データ・サービス事業者の募集について




★お知らせ★
(9/3)7/31に掲載された契約書及び提案要請書に修正があり、契約書の差し替え版及び提案要請書のA改訂版を掲載しています。修正箇所については、赤字にて示しています。

(9/11)これまでいただいた、事業者からの質問及びJAXAからの回答を掲載しました。


(11/1)提案要請書のB改訂版、事業者からの追加の質問及びJAXAからの回答を追記したものを掲載しました。

1. 公募の趣旨

だいち4号は、フェーズドアレイ型Lバンド合成開口レーダ3(PALSAR-3)を搭載した衛星で、だいち2号のミッションである全天候型の災害観測、森林観測、海洋状況把握(海氷監視、船舶動静把握等)等を継続し、より高度な活用を図るとともに、高頻度観測による時系列解析により、インフラ老朽化対策等を通じて国土強靭化に貢献する事を目的としています。

だいち4号は、2024年7月に打ち上げられ、初期校正検証を経たのち、打上げ6か月後頃から観測データの提供を開始する予定です。この度、だいち4号の利用拡大を図るべく、だいち4号観測データを用いて一般ユーザ(※)向けにデータ・サービス事業を行う複数の事業者を公募することとしました。

(※)一般ユーザ:JAXAとの協定/取り決め等があるユーザ以外の全ユーザ

2. 公募概要

2027年までの期間において、だいち4号観測データを用いて一般ユーザ向けにデータ・サービス事業を行う複数の事業者を公募します。事業の具体的な考え方は以下の通りです。

  1. だいち4号観測データを用いたデータ・サービス事業は、事業者から一般ユーザに提供いたします。なお、事業者が決めた価格(事業者が提案書で提案し、JAXAが了承した価格)にてデータ・サービス事業を提供します。
  2. 本事業を行う上で、一般ユーザがだいち4号観測データにアクセスできる仕組み(データそのものの配布やクラウドプラットフォーム上でのデータ利用等)を必ず含めてください。これに加え、観測データから作成した付加価値製品(※2)あるいは観測データから抽出した情報を提供するサービスも含まれることが望ましいです。
  3. 事業者は、本事業を行うために、JAXAに対してだいち4号観測データの提供を要求し、データの要求に応じた実費及び事業者の事業実績に応じた利用料(だいち4号観測データの知的財産利用に対する対価)をJAXAに対して支払います。

(※2)付加価値製品:だいち4号観測データを事業者が改変したデータのうち、①データ処理を施したデータであって標準データのピクセル構造を保持しており、標準データに復元可能なもの、及び②データ処理を施したデータであって標準データのピクセル構造を保持せず標準データに復元不可能なもののうち、高次付加価値製品に該当しないもの。

3. 応募要領

応募にあたっては、提案要請書をご参照ください。提案要請書の「9. 事業者選定」に記載されている応募資格要件を確認のうえ、「4.1記載事項」(1)~(7)の内容を記載した事業計画を提案要請書の「7. 提案書等の提出期限等」に従い提出してください。

また、応募に関する質問がある場合は、提案要請書の「6. 質問書の提出」に従い、様式2-1または様式2-2を提出してください。なお、回答にあたり、秘密保持約款への同意書(様式1)の提出を求めることがあります。これまでいただいた、事業者からの質問及びJAXAからの回答はこちらをご参照ください。

応募に関連する資料の開示を要求する場合は、秘密保持約款をご参照の上、秘密保持約款への同意書(様式1)に押印のうえ、提案要請書の「5. 資料の閲覧」に従い提出してください。

4. 契約の締結

事業者を選定した後、JAXAと事業者との間で事業契約書を締結します。なお、契約条件の変更には応じられません。

5. 問合せ先

JAXA第一宇宙技術部門先進レーダ衛星プロジェクトチーム
三浦 聡子
alos-4_data-service@ml.jaxa.jp

6. 参考情報

サテナビ だいち4号ページ

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